一体、「経営者」とは何をなさらなければならないのか?先程述べた顧客第一主義に徹するということは大前提ですが、それ以外に経営者として踏まえておかなければならないポイントがあります。
自社のビジョンや経営方針を決めるのは経営者しか決めれません。
自社が存続するためには“今日の売り上げ”が必要ですが、これは経営トップでなくてもできます。“明日の売り上げ”をいくのか、これを考えるのが経営トップなのです。“今日の売り上げ”だけに専念しているのは「作業」をしているのであって、「経営」しているとは言えません。自社が自分一人であっても、トップであるならば、我社の方向づけをしていく職務があります。部下が100人いようが、トップでなければ、100人の部下を抱える実務担当者でしかないのです。経営者は魚を取る漁師であってはいけません。魚がどこにいるのかを見極める船長でなければならないのです。中小企業の場合、この“今日の売り上げ”と“明日の売り上げ”をこなしてければなら状況に置かれていることを踏まえておかなければなりません。
企業の経営資源は、「情報」だと変わります。経営資源の中で「人」が大切なのです。その企業の客に対する姿勢は経営者の従業員に対する姿勢として表れます。従業員とどんな関係を作っていくのかが企業の発展のポイントとなります。従業員を一人の自立した人間として、我社と私(経営者)と共に育つものとして肥えていく。これこそが経営者の責務として考えています。
先程述べましたが、企業には永続的に存続・発展しなければならないという大命題があります。
会社は利益なくしては存続しえません。この利益の根源は売り上げであり、この売り上げは全てお客様からしかいただけません。ピーター・ドラッガーは「製品など存在しない。存在するのは顧客だけである」と断言しています。
ここに、お客様が如何に満足してくれたか=顧客満足度が重要となってくるのです。経営の世界では、1+1=2ではありません。この+0.5が付加価値なのです。商売において、儲かるか否かはかなり不確定なものです。しかし、その不確定な要因を確実にするのが、この付加価値なのです。誰が決めるのか?経営者ではありません。
付加価値を認めてもらう努力をするということなのです。商売となるのです。喜びは、逆に商売をしている側の喜びとなります。「経営」とはこの顧客満足度こそが命であり、顧客第一義主義(顧客第一主義ではない。第一があって、第ニもあるということではなく、唯一、顧客のみしかないという意味で第一義主義だと考えます)に徹することができるか否かに成否がかかっているのです。
『人生のチャンピオン』になることを目指される経営者のための専用ホームページです。
経営者のひとりひとりが「人生」という大きな枠組みの中で、志(仕)事はもとより、家族や生活・地域での活動等を深く見つめることのできる場があります。
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展開を大切にして参ります。情報交換を行なうホームページというよりは、むしろ「経営者のあり方・原点」についての交流をおこなうホームページ創りを目指しているのが特長です。
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