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疑問ほど明確でない場合が多い。人々が認知していないことがある。 生物とは何なのか?その疑問に答えられる人は少ないのではないだろうか。 犬や人間を見て生物かどうか分からない人はいない。 生物だと答えるだろう。 石や靴を見れば生物ではないと答える。 しかしその判断基準は意外と知られていない。     実は「生物」にはしっかりとした条件がある。     1、代謝を行うこと 代謝、つまり呼吸したり食べたり排泄したりすることだ。 細胞レベルでの栄養のやりとり。 それが代謝だ。 2、増殖すること 自分の子孫を残せる。 細胞分裂や生殖のことだ。 3、細胞膜を持つこと 自分と外界を仕切る何らかの仕切りを持つ、ということ。 遺伝子を持つこと DNA、RNA、その他遺伝情報を書き込む物質を持つこと。 この4つが生物としての条件である。 犬は呼吸をし、物を食べる(条件1)。 子孫を残す(条件2)。 細胞膜を持っている(条件3)。 一方、石ころは4つの条件をすべて満たしていない。 生物ではない。 ところがこの基準に当てはめられない例外が存在する。 それが人類の天敵として名高いウィルスだ。 ウィルスの生活環だが、ウィルスは生物の細胞に感染して その機能を乗っ取り、自分の子孫を増やす。 ウィルスは遺伝物質を持っているが、自身で増殖はできない。 細胞膜を持っていない。 代謝を行わない。 精製すれば結晶になる。 生物では現象だ。犬を集めて圧縮したところで結晶にはならない。 ウィルスは生物ではない、はずである。 現実にウィルスは遺伝子をもっており、他の生物を使ってはいるが増殖する。 その感染・増殖方法は巧みであり、生物の生きるための知恵に満ちている。 生物の形とも言える。 この議論はなかなか難しいのである。 はっきりと決着がついていない。 今のところ、「生物と非生物の中間」というところで落ち着いているようだ。 生物としての条件を説明するとき、中間体としてウィルスが 例に出される。 ここで私はあらたに中間体として提案したいものがある。 それがガン細胞である。 日本人の死因の第一位に輝くガン。 これが生物と言えるのか。 ガンが上記のすべて条件を満たしているからだ。 代謝を行い、遺伝物質を持ち、増殖し、細胞膜を持つ。 ならば人間の細胞も個々にその条件を満たすから 人間は生物の塊ではないか?と考えられるがそうではない。 人間(他の多細胞生物も含む)の細胞はそれぞれ個々では長く生きられない。 せいぜい20〜30回ほど分裂すると死滅する。 (テロメアという細胞分裂の制限付き回数券があると言われている) しかしガン細胞は今のところ半永久的に分裂・増殖できる。 また、人間の細胞はシャーレという淵のある皿で培養すると 端まで行けば増殖が止まる。 一方、ガン細胞はそこで折り返して増殖を繰り返す。 実に、最初に発見されたガン細胞は数十年経つ今でも分裂を続け、 世界中で研究に用いられている。     だがガン細胞は生物とは思われていない。 私はガン細胞が生物であるという根拠は示せるが、 非生物としての根拠は説明できない。 頭では生物ではない、と考えている。 にも関わらずそれを説明できない。 生物でも非生物でもない中間体たち。 彼らは新しい生物の形として人間を蝕んでいる。 学者は人間は彼らにいずれ敗北すると言う。 そんなことはない、と声高々に叫びたい。 叫びたいができない。 その根拠がない。薬や対症療法はつくられるが、あざ笑うようにウィルスとガン細胞は それらのすべてを軽々と凌駕してしまう。 ガン細胞は生物なのか? そのシンプルな疑問にさえ答えられない現代科学では勝ち得ないと思うのは私だけだろうか。 私も年をとり、親しかった人達がこの世を去り始め、改めて死生観を確立しておく必要を感じる。 宗教や哲学に無縁の私には頼るべきものがない。自分さえ納得できれば自分の死生観は自分で創り出すのがしっくりするだろうと考えた。ここで出会ったのが生物学の教科書である。教科書から得た知識が私の死生観に大きな影響を与えつつあるので、紹介しておく。 細胞が生物であることを素人の我々も納得させる現象の一つにウイルソンの発見がある。 彼は異種で色の違う海綿を絹の布を通してバラバラにそれらを混ぜ合わせたところ、同じ色同士の細胞が自然に凝集した。細胞同士が互いを認識できることを示すもので、その後多くの動物細胞でも同様の現象が発見されたという。説得力があるのはテレビの番組で、細胞自体や内部の動きの映像が時折放映され細胞が生き物であることを納得させられて終う。 一つの細胞内には細胞小器官と呼ばれる多数の構造体が存在する。 中心部分に位置するのが核である。遺伝情報を記述したDNAが存在する。天然繊維や合成繊維などの繊維状高分子に似た比較的単純な化学構造であることに驚かされる。生物は合成繊維はおろか人類の出現より何十億年も前から地球上に存在しておりDNA自体ありふれた存在に違いない。最近ようやく人間がその存在や機能を知り始めただけのことであろう。その他の細胞小器官はそれぞれ細胞活動に必要な合目的で固有の機能を持ち、整然と活動している。 細胞内や細胞間には電子や分子の移動を伴った情報の伝達が存在する。 「物事を考える」と言うことは神経細胞の集合体である脳神経系で起こる現象で、ここで起こる「電子や物質の移動」に伴うものであるらしい。 人間は両親から半分ずつDNAを受け継いだ受精卵と言う名の一個の細胞から出発する。 そのDNAは分裂して複製を繰り返し一生保持される。細胞も分裂を繰り返し約60兆個の細胞からなる一つの個体すなわち一人の人間を形成することになる。人体は60兆個の現に生きて細胞の運命共同体と見なされる。このときDNAのどの情報が使われたかにより200種類もの細胞が出現し、組織(細胞の集まり)とか器官(組織の集まり)を構成することになる。
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