受験生にとって何が一番必要か?と聞かれたら、私は即座に、「結果に対するこだわり」だと伝えるでしょう。
結果=点数=合格なわけで、そのプロセス、つまり勉強してきたのかは本番の試験では評価されないと言うことです。
1日何時間勉強したから偉いわけではないのです。
生徒は、勉強している姿を見せる事で親は安心するのだと考え、とりあえずの勉強をするようになってしまいます。
結果よりプロセスの方が大切だと無意識に考えてしまうのです。
具体的な目標を子供に提示することをオススメします。
代わりに、「英語で何点取りなさい。」
「テストの復習をしなさい」と言う代わりに、具体的な指示をすることで、結果に対するこだわりを持てる子供に変わっていきます。
親の意識と知識で子供は変わります。
発言する一言で、子供は伸びたりします。
受験生として過ごした一年半、僕は周りから見下げられてきました。
僕に言わせれば、だからどうしたというのですか?偏差値50なかったら、あなたの憧れとしている大学を諦めなければならないのですか?通っている高校の偏差値が低かったら、早稲田を受けたらいけないのですか?先生にそう言われますか?ここに、一年前は日本一バカな受験生だったのに、今は日本一の大学に通えている人間がいます。
みなさんの中で今、受験生勉強で本当に辛い思いを味わっている方もいるかと思いますが、一生の中で半年しか受験生勉強はできません。
半年頑張れば、あなたの夢がしれないのです。
僕は最近よく思うことがあります。
一生の中で本気で一つのことに打ち込めることって、一体何度あるのでしょう?あなたは今まで他のことを犠牲にしてまで心の底から何か一つのことに打ち込んだことは何度ありますか?そんなに多くはないと思います。
受験生勉強というものは本当に辛いものです。
受験生には不思議な魔法がかかっています。
人を本気で一生懸命にさせてくれる素敵な魔法です。
思いをしていればしているほど、あなたはその魔法にかかっています。
人って一番カッコいい!!一生の中でなにか一つのことに打ち込める数少ない機会を、受験生勉強にしてください。
受験生勉強を通してマジで辛い経験をした僕も、今はその受験生で辛かった経験の全てを肯定的に受け止められています。
僕は幸せです。
僕だって向上しなければいけませんが、今、僕は早稲田の杜に通うことができて、リンクスの仲間と一緒に生活することができて、本当に幸せだと思います。
この幸せは他でもない、自分の手で掴んだものだと胸を張っていえます。
来年の春、あなたもそうなってください。
あんな状態からスタートした僕にできたことが、みなさんにできないはずがありません。
この文章を読んでくださったみなさんに、「受験生勉強して良かった」「浪人して良かった」と言える日がくることを願っております。
受験生にはお金もかかる。
時間もかかる。労力も必要。お金じゃ得られない感動がある、人生で一番輝いている四年間がある、早稲田じゃなきゃ出会えない人達がいる……。